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園主プロフィール

愛知県生まれ。

ごあいさつ

星の数ほど存在するウェブサイトの中から当農園を訪問していただき、誠にありがとうございます。
河村農園、園主の河村幹人と申します。現在妻と二人でぶどう園を営んでおります。
私がぶどう栽培を始めたきっかけは関東で会社員をしていた頃にさかのぼります。

きっかけ

私は以前、食品の香料を作る会社で調香する仕事をしていたのですが、何故かグレープのフレーバーを担当することが多かったので、実際に本物の巨峰などを購入して、匂いをかいだり食べたりあるいは機器分析して研究していました。
しかしどうやってみても本物のような感じを出すことに限界を感じていました。おりしもワインブーム。ワインの原料であるぶどうに対する思いは尊敬を抱くまでになっていました。本物にはかなわないと。

何でも自分で作ってみたい性分なので、自分の手でぶどうを育てたいと思いました。その背景には気ままな自営業としての農業に対する憧れもありました。そんなとき長野県の新規就農里親研修制度の存在を知り、長野県でぶどう栽培を志すべくその説明会に参加しました。

長野県を選んだのは、趣味の登山や山スキーで何度も訪れていた為、長野に住めば気軽に山に行けるだろうという安易な発想からですが、実際は全然行けてません(笑)。

研修そして就農

2004年から研修を開始。その後独立、就農しました。

私の育った町にはぶどう畑はほとんどありませんでしたし、子供の頃ぶどう狩りに行った記憶も無く、ぶどうがどのように生っているのかさえ知らない全くの素人でした。

50アールのぶどう畑からのスタートでした。最初は剪定してごらんとといわれてもどの枝を切除してよいのかわからずハサミが動かなかったほどでした。 それでも指導してくれた里親と、地主のオバちゃんの二人の師匠のおかげで、農業の技術はもちろん農家としての生き方や、信州の歴史や信州弁まで学ぶことができました。

就農当初は栽培の容易な加工ぶどうがメインでしたが(実はメルローなどは病気に弱く難しいのですが)、 自分が植えたピオーネを食べたとき余りの美味しさに驚いて生食ぶどうの面白さを知り、徐々に生食ぶどうの面積を増やしており、現在はほぼ半分の割合で栽培しております。

今後の展望

今後は生食ぶどうのさらなる面積拡大や品種のヴァラエティの充実とともに、ジュースやワイン等オリジナル加工品の生産にも取り組んでいきたいと考えています。
それからこれは自分が消費者であったら当然思うことですが、やはり生産物の安全性です。そのために肥料は化学肥料から有機肥料に換え、除草剤も不使用にしました。 さらに減農薬栽培を心がけ、消費者の立場を忘れない生産者でありたいと思います。

とことんぶどうにこだわった農園として、減農薬や美味しさとは何か?を自分なりに追求した栽培をしていきます。


ミーミー

事実上の園主?在りし日の畑の主、猫のミー


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